社会福祉協議会の不動産担保型生活資金・リバースモーゲージローン

平成30年平成31年（令和元年）の自殺者数とこれまでの推移・自殺の原因・動機等

平成30年の自殺者数は20,840人、対前年比481人減。平成31年（令和元年）の自殺者数は20,169人、対前年比671人減となり、平成22年以降、10年連続の減少となっています。
昭和53年から始めた自殺統計で過去最少となっています。
日本における自殺者数は2000年前後をピークに改善傾向にあり、2012年以降は3万人を下回っています。そして2019年には2万100人台まで減少してきました。
それでも、若者の自殺が減らないなどと未だに問題は山積しています。
経済の状況・日経平均株価の推移と合わせて日本の自殺者数推移を見てみます。

＜自殺者数の年次推移（男女）と日経平均株価（年末）＞
厚生労働省自殺対策推進室
警察庁生活安全局生活安全企画課

西暦	自殺者数 総数	前年比	男性	女性	日経平均株価 年末
1980	21,048		13,155	7,893	7116.3
1981	20,434	-614	12,942	7,492	7681.84
1982	21,228	794	13,654	7,574	8016.67
1983	25,202	3,974	17,116	8,086	9893.82
1984	24,596	-606	16,508	8,088	11542.6
1985	23,599	-997	15,624	7,975	13113.32
1986	25,524	1,925	16,497	9,027	18701.3
1987	24,460	-1,064	15,802	8,658	21564
1988	23,742	-718	14,934	8,808	30159
1989	22,436	-1,306	13,818	8,618	38915.87
1990	21,346	-1,090	13,102	8,244	23848.71
1991	21,084	-262	13,242	7,842	22983.77
1992	22,104	1,020	14,296	7,808	16924.95
1993	21,851	-253	14,468	7,383	17417.24
1994	21,679	-172	14,560	7,119	19723.06
1995	22,445	766	14,874	7,571	19868.15
1996	23,104	659	15,393	7,711	19361.35
1997	24,391	1,287	16,416	7,975	15258.74
1998	32,863	8,472	23,013	9,850	13842.17
1999	33,048	185	23,512	9,536	18934.34
2000	31,957	-1,091	22,727	9,230	13785.69
2001	31,042	-915	22,144	8,898	10542.62
2002	32,143	1,101	23,080	9,063	8578.95
2003	34,427	2,284	24,963	9,464	10676.64
2004	32,325	-2,102	23,272	9,053	11488.76
2005	32,552	227	23,540	9,012	16111.43
2006	32,155	-397	22,813	9,342	17225.83
2007	33,093	938	23,478	9,615	15307.78
2008	32,249	-844	22,831	9,418	8859.56
2009	32,845	596	23,472	9,373	10546.44
2010	31,690	-1,155	22,283	9,407	10228.92
2011	30,651	-1,039	20,955	9,696	8455.35
2012	27,858	-2,793	19,273	8,585	10395.18
2013	27,283	-575	18,787	8,496	16291.31
2014	25,427	-1,856	17,386	8,041	17450.77
2015	24,025	-1,402	16,681	7,344	19033.71
2016	21,897	-2,128	15,121	6,776	19114.37
2017	21,321	-576	14,826	6,495	22764.94
2018	20,840	-481	14,290	6,550	20,014.77
2019	20,169	-671	14,078	6,091	23,656.62

＜2018年平成30年　原因・動機別の自殺者数＞

2018年度の原因・動機別の自殺者数	合計
家庭問題	3,147
健康問題	10,423
経済・生活問題	3,432
勤務問題	2,018
男女問題	715
学校問題	354
その他	1,081

＜2019年平成31年（令和元年）　原因・動機別の自殺者数＞

2019年度の原因・動機別の自殺者数	合計
家庭問題	3,039
健康問題	9,861
経済・生活問題	3,395
勤務問題	1,949
男女問題	726
学校問題	355
その他	1,056

自殺の多くは多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な要因が連鎖する中で起きています。
健康問題が原因・動機の一番ではありますが、多かれ少なかれ、家庭問題や経済・生活問題が複合的に関係しているものと考えられます。

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