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社会福祉協議会の不動産担保型生活資金・リバースモーゲージローン

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都道府県・市町村・社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度はブラックでも利用できるのか

生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるとともに、その在宅福祉及び社会参加の促進を図ることを目的とした貸付制度です。
低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯等世帯単位に、それぞれの世帯の状況と必要に合わせた資金、たとえば、生活再建までに必要な生活資金、就職に必要な知識・技術等の習得や高校、大学等への就学、介護サービスを受けるための費用等の貸付けを行います。

低所得者になってしまった要因が多重債務により生活が苦しくなった場合や自己破産、個人再生、任意整理などの債務整理を実際に行った人もいるでしょう。
これから債務整理に取り掛かる場合もあるでしょう。
このような人への支援も対象になる福祉制度です。

事務手続きを行う社会福祉協議会が生活福祉資金貸付を審査するにあたり、民間の金融機関のように信用情報機関に登録情報を照会するわけではありません。
社会福祉協議会がそもそも信用情報機関に加盟していません。
あくまでも救貧的制度・福祉的な制度なので金融サービス業ではありません。

つまり、生活福祉資金貸付の審査は消費者金融やカードローンでの信用情報には原則として左右されません。

そもそも、生活福祉資金貸付制度を利用するところまで追い込まれている人に、信用はほぼ無いと言ってもいいのかもしれません。
逆に、障害者や高齢者の方で借り入れをほとんどしたことがない人、信用情報がないに近い人もいるでしょう。

信用情報に傷がない、汚れていない人に銀行や金融業者からまず借り入れをしてくださいと社会福祉協議会の方がいうわけでもありません。

生活福祉資金貸付制度が信用情報機関の事故情報・延滞情報・債務整理情報(いわゆるブラック情報)があっても利用できるのかという質問自体がナンセンスなのかもしれません。
遊行費や浪費で生活が苦しくなってまたそのお金が欲しいから生活福祉資金を貸してくれっと言っても貸すわけありません。

生活福祉資金を多重に借り受けようとしたり、過去に生活福祉資金を借りて返済していなかった場合などは再度借入することは難しいでしょう。
多重債務で苦しんで、自己破産して生活をやり直すための一時的に必要な資金などぜひ相談してください。
生活福祉資金貸付制度がブラックでも借入出来ますよいうのはおかしな表現で誤解を生むでしょう。
ブラックになった経緯やこれからの生活再建についてどう考えているかを整理して、生活福祉資金貸付制度の対象になるのか近くの市町村の社会福祉協議会に相談に行ってください。


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