社会福祉協議会の不動産担保型生活資金・リバースモーゲージローン

リバースモーゲージといっても民間金融機関の商品と公的機関の貸付では大きく異なります

最近新聞広告やテレビCM、ネット広告等で民間金融機関のリバースモーゲージローンという商品が増えてきました。
リバースモーゲージローンのパイオニアでいち早く銀行として商品化してきたのが東京スター銀行です。
東京スター銀行の宣伝をみると「充実した人生を」とか、「人生にゆとりを」とか、「より豊かなセカンドライフを」とか、「安心で快適なセカンドライフを」とか。
リバースモーゲージローンは大きく分けて民間金融機関の融資・ローン商品としてリバースモーゲージと公的機関の福祉サービスとしての資金の貸付制度があります。
先ほどの東京スター銀行のリバースモーゲージローンは民間の金融機関が高齢者の資金需要に応えるものとして提供している貸付商品・ローン商品です。
一方、社会福祉協議会の「生活福祉資金貸付制度」(「不動産担保型生活資金」貸付は公的機関が低所得高齢者の「生活福祉資金」として制度化している貸付です。
両者は、不動産を担保にして、所有者が亡くなったら、不動産を売却して返済する点はほぼ同じといえますが、資金の使用目的、貸付条件、審査基準等が大きく異なっています。
簡単に分けると、生活にほとんど余裕がないけど自宅は所有していて、公的機関の福祉サービスを受けたい場合は社会福祉協議会の「生活福祉資金貸付制度」(「不動産担保型生活資金」貸付を検討してください。
すでにある程度の生活を送っていて、さらにゆとりとか充実した生活を送りたい場合は民間金融機関のリバースモーゲージローンを検討してもいいかもしれません。

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